2/12 追記:
延期となりました「真冬の午後の過ち2012」は2/12(日)午後3時より開催いたします。
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ピカピカはため息をついた。
オリエの土気色をした小さな顔が今朝はまたひときわ小さくなったように見えた。無理からぬことである。人間の世界には、会えない時間が愛を育てるなどという歌があると聞くが、目を瞑れば相手が目の前に現れる奇蹟など起こるはずもなく、オリエは日に日に痩せ衰えて行くのだった。
ピカピカにはわかっていた。彼女の心の中は疑念と涙が凍てつき、もはや入り込むものすべてを一瞬にして凍らせてしまう氷の世界と化してしまっているのだった。
これというのも全部あの彦左衛門のせいだ。あのろくでなしめ。
腹が立って仕方ないが、今はそんなことよりもオリエの容態の方が心配である。ここは再度徳之島の冒険者の皆さんに助けていただかなくては!
ピカピカは星屑を撒き散らしながら Mt. Sho の庵から飛び出して行った。
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彦左衛門の母親のお浪はため息をついた。
徳之島で評判の名医や薬師を呼び寄せてあらゆる手をつくすものの、一向に彦左衛門が正気に戻る兆しは見られない。ついに怪しげな祈祷師を呼び寄せて祈祷をさせるがこれがまた妙なことを言う。何でも彦左衛門の心の中には魔物が巣食っており、一面にピンクの花が咲き乱れ、むせかえるような匂いがたちこめているらしい。手塩にかけて育てたたった一人の息子である。何とかするよう祈祷師に詰め寄るが、彼は法外な金を要求してへらへらと笑っているばかりであった。
少々手荒いが、仕方がなかろう。お浪が二度手をたたくやいなや、襖の向こう側に控えていたと思われる屈強な男たちが飛び出してきて、たちまち祈祷師の両腕をひねり上げて柱に縛り付けてしまった。
キセルに火をつけて艶然とほほえみ、お浪は祈祷師を見下ろしながら言い放った。
「悪いね。うちも不景気でね。ちゃんと言うことを聞いてこの子を正気に戻してくれれば悪いようにはしないよ。」
祈祷師は必死で頷くしかないのであった。
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日時:2月11日(土)大和シャード21時開始 / 桜シャード22時開始
※桜シャードの開始時間は若干ずれる可能性があります。ご了承ください。
集合場所:1)居酒屋 さけさか(六分儀座標 34o 38′N, 44o 9′W)
2)勇島 Mt. Shoのふもとの家(六分儀座標 75o 9′N, 6o 15′W)
※ ニュジェルムEMホールよりイベント会場まで送迎ゲートを設置します。
ニュジェルムEMホールへはブリ第1銀行南側の直通ゲートをご利用ください。
◆ イベントチャンネル JapanEMevent(#無し)にお入りください。
◆ 戦闘準備のうえ、お越しください。なるべく貴重品は持ち込まないよう、お願いいたします。
◆ ラグ軽減のためイベント会場は2か所に分かれます。お好きな方にご集合ください。
◆ 以下に該当の場合、あるいはEMが問題ありと判断した場合はコールのうえ、
イベント中止の措置を取らせていただく場合があります。
- イベント進行の妨害、かく乱行為。
- EM、あるいはほかのプレーヤーに対する侮辱的発言、またはそれに準ずる行為。
◆ 皆さんのイベントです。マナーを守って楽しく参加しましょう!
プレーヤーの皆さまのご協力をお願いいたします。