夏の雪

8月下旬、桜EMホールにて

「暑い…」
「暑い…」
「ねえ、その毛皮脱いだらどう?その暑苦しいローブも」
「無理です。チェリーさんこそ、その贅沢なお肉を少し脱いだらどうです?」
「怒!好きで着ているんじゃないわよ!!」
「熱くならないでください、怒っても涼しくはなりませんよ」

このところのあまりの暑さに耐えかねた2人がみっともない口げんかをしているところに
1人の老人が訪ねてきました。

「ごめん!」

「玄関で誰かが謝っているわよ?」
「謝っているわけじゃ…誰かと思ったらトクノの長老さんだ。ほらあの雪女になってしまった孫娘と一緒に暮らしている面長の」
「ああ、あの人間だったときは色白の美人だったけれど、ある晩雪鬼にさらわれて冷たい息を吹きかけられたら雪女になってしまったというお雪さん!」
「…誰かに説明しているんですか(汁)」
「確か、桜のみんなの協力で雪鬼のところから戻ってこられたのよね?」
「そうです。雪女になってしまったけれど育ての親の長老さんと暮らすことにしたはずです」

「久しぶりだの、その節は本当に世話になった礼を言う」
長老は額の汗を光らせながら、深々と頭を下げました。

「この暑い中、良く来てくださいました。ところで今日はどんなご用件で?」

「…じつはお雪のことなんじゃが、ちと困った事になってのう」
「「困った事?」」

【日  時】 8月27日(土曜日)21時~
【集合場所】 桜EMホール(六分儀座標: 37o 32′N, 172o 32′E)
※ブリ1銀前に直通ゲートがあります。
【備  考】
※戦闘・移動魔法の準備をして来てください。
※貴重品・貴重なペットの持ち込みは各自の判断にお任せします。
※EMは紛失物・ペットの復元はできません、予めご了承ください。
※チャットJapanEMevent(#の無い方)にお入りください。
※ロールプレイキャラの周囲を空けてくださるようお願いいたします。