秋もだいぶ深まった頃、ムーングロウ治療院にて療養中のマライアの所にイオロがお見舞いにやって来ていました。
「来てくれてありがとう。貴方がバトリンを追って負傷したと噂に聞いていたからどうしているのか心配していたのだけれど……元気そうね?」
「ご覧の通り、もう大丈夫さ。こう見えてもレンジャーとして鍛えているからね。意外としぶといんだ私は」
「まあ *smiles*」
イオロが子供のような笑顔を見せて返事をしたので、マライアも思わずそれにつられて笑ってしまいました。
「君の方こそ、だいぶ顔色が良くなってきたじゃないか。もうそろそろ仕事に戻りたがっている頃なんじゃないかな?」
「そうね。最近は身体中に力が戻りつつある気がしているの。すごくすっきりした気分よ。きっともうすぐここを出られるんじゃないかしら?」
「そうか、それは良かった。それではそろそろ失礼するよ。救貧院の夕食の時間になりそうだからね」
イオロは優しい笑みを浮かべると、軽く手を振りながら部屋を出て行った。これからはいつでもお互い会うことができるのだという確信とともに。
窓の外から降り注ぐ夕陽の光がだんだんと小さくなり、暫く後に辺りを影が包み込んだ。
マライアはベッドに横たわると、心地良い眠りについた。ここ数ヶ月間、悪夢にうなされながら泥のように気を失い眠っていた彼女にとって、それは久しぶりに安らぐ休息であった。
その晩、彼女は不思議な夢を見た。
光がさんさんと降り注ぐ中、ある人物が彼女に向かって何かを伝えようとしている。その顔は逆光の中ではっきりとは見えないがどこか懐かしい気持ちがする。
その後、無数のwispが彼女の近くを飛び回り、耳元でざわざわと囁いているのだった。彼女は一生懸命それを聞き取ろうとしているところで目が覚めた。
彼女が気がついたとき、一粒の涙が彼女の頬から零れ落ちていた。
「ああ……友よ!」
日時:
11月15日(日)
21:00~ 出雲シャード
22:00~ 桜シャード
集合場所:
ブリテイン市民広場
⇒ 当日は各シャードのニュジェルムEMホールより現地まで送迎ゲートを設置します。
※出雲シャードの進行状況により、開始時間が遅れる場合があります。あらかじめご了承ください。
◆ イベントチャンネル 22nd Live にお入りください。
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