【イベント】おかしなバレンタイン

「バレンタインギフトを届けに慈悲の街にキューピッドがやって来たよ♪♪♪」
タウンクライヤーの声もなんとなく楽しそうなこの季節、ブリタニアの恋人達はどんな思い出を作るのでしょう?

「……けっ! やってらんないわよぉぉぉ!!*ヒック*」

リワードホールの床の上に置かれたシャンパンのボトルをラッパ飲みしながらクダを巻く女子が1人、チェリーである。
「おっかしいなぁ?いくら飲んでも減ったような気がしない……?*ヒック*」
*目が完全に据わっている*
「なぁにがバレンタインよ!まったく、どいつもこいつも!*ヒック*」
いつまでたっても空にならない2つのグラスを横目に、チェリーは荷物の入った箱をひっくり返しはじめた。
やってきた猫又はその光景をみて驚いた。

「うわっ、何をやってるんですかチェリーさん?」
「ちょっとそこ、踏まないでよぉ!*ヒック*」
「そんな事を言われても、こんなに散らかして……!!なんですかこれは……小麦粉、蜂蜜、●●……?」
「私はこの週末に命を賭けてるのよぉ!*ヒック*」
「ひょっとしてバレンタインデーのスイーツですか?……お菓子ならばきちんと計量したほうが良いですよ」
「細かいことはいいんだよ!*ヒック* ほらっ味見!」
「んがっんぐ……!☆?!☆!(毒味?!)」

すったもんだの挙句、なんとか口の中から異物を取り出した猫又はカウンターの奥に素早く身を滑らせると、木箱から瓶を取り出しチェリーに差し出した。

「ほら!これでも飲んで!酔いを醒ましてください」
「ううう……*ごくごくごく*……うわぁっっ!マズ…」
「グリゼルダの二日酔いの薬、味はともかくすごく良く効くでしょう?酔いが醒めたところで仕事のお話です!」
猫又はそう言うと、チェリーの前に一枚の紙切れをとり出してみせた。

「急募、結婚式場のスタッフ若干名……経験不問?」
「そうです!知り合いに頼まれたのですが、今の時期に暇そうなのがチェリーさんしかいなさそうなので……」
「ちょっと!どういう意味よ!」
「まぁまぁ、バレンタインも結婚シーズンですからね!人手不足で困っているそうなんです。それにほら」
「何よ?」
「実際に結婚するカップルを見れば、チェリーさんにも良い勉強になるんじゃないかとか……」
「む……」
「それに結婚式場にコネがあれば、いざと言う時に便利ですよ」
「むむむ……」
「人手は多いほうがいいですからね、冒険者の皆さんにもお願いしましょう」
「イケメンは来るかしら……?」
「またそれか(汗」

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日時: 2月13日(金)22時開始
集合場所:桜EMホール
※ニジェルムEMホールへはブリ第1銀行南側のゲートをご利用ください。

注意事項:
◆ イベントチャットチャンネルにお入りください。
  チャンネル名は JapanEMevent(#なし)です。
◆ 当日は戦闘準備のうえ、お越しください。
◆ なるべく貴重品は持ち込まないよう、お願いいたします。
◆ 以下に該当の場合、あるいはEMが問題ありと判断した場合はコールのうえ、
 イベント中止の措置を取らせていただく場合があります。
– イベント進行の妨害、かく乱行為。
– EM、あるいはほかのプレーヤーに対する侮辱的発言、またはそれに準ずる行為。
◆ 皆さんのイベントです。マナーを守って楽しく参加しましょう!