ライキュームに勤めるナチュラリストのローズ(Rose)はニューイヤー明けの仕事に精を出していた。
「こんにちはローズ」「何をしているの?」
「いらっしゃい左右ちゃん、ちょうど良いところに来てくれたわ。ちょっとこの鉢を運んでくれるかしら?」
ローズは彼女が管理している植物をライキュームの家の前の日当たりの良い場所へ移動させようとしていた。
「冬の日あたりは貴重だから、こうしてね……」
土の入った植木鉢は意外と重たい物だ。だが植物に対して深い愛情を持つローズ達はその事を苦に思ったことはなさそうだ。
「ふふ……みんな喜んでいるわ」
「( ´ヮ`)( ´ヮ`)」
一通り、鉢を運び終わるとローズが優しい目でそれらを見つめながら言った。
「こうして手を掛けてあげればあげるほど、調子が良くなっていくのがわかるのよ。あなた達もそうでしょう?」
「そうね。あたしたちも最初は植物なんて食べられるかどうかしか気にしていなかったけれど」「Σ(・ε・;) 」
「今は綺麗な花が長く咲いているのを見るとそれだけで嬉しくなっちゃうの」「わかるわぁ」
「ふふふ。左右ちゃんもガーデニング歴が長いものね。でもまだまだ新しい発見があるのが植物よ」
「新しい発見と言えば……これは何かしら?」「赤い実の緑の木、はじめて見るわ」
「それはコーヒーよ。その実は飲み物になるのよ。後でご馳走するわね」
「へぇ~これが?」「かわいいわね」
「そしてこっちにある花が私が最近開発したやつで……」
ローズの説明によると、その不思議な花は彼女が新しく作出した希少種ということだった。
左右はその花の説明を聞きながら以前ここライキュームで起こったある事件の事を思い出していた。
「さて、日暮れまではまだ時間があるわね。じゃあお茶にしましょうか」
「コーヒーね、美味しいのかしら?」「どきどき♪」
「後でまた鉢をしまうのを手伝ってもらうわね」
「もちろんよ」「まかせて」
午後のお茶をするために、3人は家の中へ入って行った。
その時、冬の冷たい風が一瞬彼らの間を通り抜けて行ったような気がした。
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日時: 1月18日(日)22時開始
集合場所:トラメルムーングロウライキューム(六分儀座標:56o 15′N, 148o 52′W Trammel)
※二ジェルムEMホールより集合場所までゲートを設置予定です。
ニジェルムEMホールへはブリ第1銀行南側のゲートをご利用ください。
注意事項:
◆ イベントチャットチャンネルにお入りください。
チャンネル名は JapanEMevent(#なし)です。
◆ 当日は戦闘準備のうえ、お越しください。
◆ 今回のイベント開催地はフェルッカを含みます!現地の仕様をご理解の上での参加をお願いたします。
◆ 推奨スキル:Stealing [窃盗]
◆ なるべく貴重品は持ち込まないよう、お願いいたします。
◆ 以下に該当の場合、あるいはEMが問題ありと判断した場合はコールのうえ、
イベント中止の措置を取らせていただく場合があります。
– イベント進行の妨害、かく乱行為。
– EM、あるいはほかのプレーヤーに対する侮辱的発言、またはそれに準ずる行為。
◆ 皆さんのイベントです。マナーを守って楽しく参加しましょう!