トクノの勇島に住む少女、幸が己の進路を考えるべく、ニューヘイヴンを訪れた際に出会った不思議な老人アイソーポスの導きにより冒険者たちと旅したレインボーパール探しの冒険は彼女の将来を決定づけた。
幸はあれからトレジャーハンターとなるべく、ニューヘイヴンで職業訓練を開始した。地図作成、鍵開け、魔法、採掘、その他あらゆる知識を勉強し、早3カ月の月日が流れた。
近ごろではレベルの低い地図のトレジャーハントならば1人ででもこなせるようになってきたようだ。
「ええっと、この辺りのはずだよねぇ……?」
右手に六分儀、左手に地図を持ち、幸がヘイヴン島の森の中を進んでいくと茂みの中からバサバサと大きな物音を立てながら何かが飛び出してきた。
「きゃっ!?」
「びっくりした~!鳥かぁ……ねぇお前あまり見かけない顔だね?」
「*gobble-gobble*」
犬くらいの大きさのその鳥は禿げた頭部と喉元に変な肉垂を持ち、胴はツヤのある黒っぽい羽で覆われていた。
「なんていう鳥だろう、綺麗……」
鳥はしばらく幸を見つめると、また茂みの中へと潜り込んで行ってしまった。
「さてと……」
またしばらく森を進み、シャベルで地面を掘り起こすと土の中から金属で出来た宝箱が顔をのぞかせていた。
「あった!」
幸の顔に笑みがこぼれた。
宝箱を掘り起こし、襲ってきたガーディアンを魔法で倒してロックピックで鍵を開け、罠を取り除き中身を確認する。
もう何度も繰り返した作業だ。
「ん~今日も大した物は無いな……もうちょっと凄いお宝とか出ればいいのに」
幸は文句を言いつつも箱の中身を全て回収した、売ればいくらかの稼ぎになるだろう。
帰路に付く途中、幸はアイソーポスの言葉を思い出していた。
『この世界のありとあらゆる伝説や物語を紐解けばそれくらいの宝物はまだごろごろしているわい。
そうじゃな、 お前さんが将来トレジャーハンターを目指すならばまた今度教えてやろう』
「ニューヘイヴンに戻ったらアイソーポスさんに聞いてみよう」
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日時: 11月24日(月・祝)22時開始
集合場所:ニューヘイヴン銀行前広場(六分儀座標:83o 13′S, 153o 4′E Trammel)
※二ジェルムEMホールより集合場所までゲートを設置予定です。
ニジェルムEMホールへはブリ第1銀行南側のゲートをご利用ください。
◆ イベントチャンネル JapanEMevent(#無し) にお入りください。
◆ 当日は戦闘準備のうえ、お越しください。
◆ 貴重品は持ち込まないよう、お願いいたします。
◆ 以下に該当の場合、あるいはEMが問題ありと判断した場合はコールのうえ、
イベント中止の措置を取らせていただく場合があります。
- イベント進行の妨害、かく乱行為。
- EM、あるいはほかのプレーヤーに対する侮辱的発言、またはそれに準ずる行為。
◆ ロールプレイ中はロールプレイキャラクターの周りを開けておいてくださいますよう、
お願いいたします。
◆ 皆さんのイベントです。マナーを守って楽しく参加しましょう!
プレーヤーの皆さまのご協力をお願いいたします。