5月も半ばを過ぎ、絶好のガーデニング日和を迎えた今日この頃、
ピンクのエティン左右(Sa-Yu)とムーングロウライキュームのナチュラリスト、ローズ(Rose)は
ニューマジンシア島の片隅にある小さな花壇で日課である花の水やりをしていました。
「今日も綺麗に咲いているわね」
「ありがとう」「この花、この前虫が付いちゃったけれどポーションをあげたら持ち直したのよ」
「左右ちゃん、以前は虫が苦手だったのに……いつの間にやらたのもしくなったこと!」
「うふふ」「……佃煮…」
「うぷっ!思い出させないでよ!」
左右がガーデニングをするようになってから、一年以上の月日が経ちました。
今までに2度行われたニューマジンシア・パブリックガーデニングチャレンジを通して
ガーデナーの知り合いもたくさんできました。
少しずつですが、ニューマジンシア島の緑化事業の輪は着実に広がっているようでした。
「そろそろまた新しいガーデニングチャレンジを開催しようと思っているのだけれど……」
「次は何色かしら?」「かしら?」
「次はレアアクアよ。種の準備はいいかしら?」
「ばっちりよ~」「ナチュラリストクエストのプロと呼んで?」
「今回ちょっといつもより多めの花数になりそうなんだけれど…大丈夫かしら?」
「あらそうなの?」「じゃあもっと種を集めないといけないかしらね?」
「ええ。事情は後で説明するけれどアクアの種が大量に必要になるかもしれないわ」
「わかったわ」「任せて!」
「詳しいことが決まったら改めて告知を出す予定だけれど、それまでに種集めをお願いするわね!」
「ガーデナーの皆さんにも伝えなくっちゃ!」「そうね!」
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(一方その頃、アンダーワールドのグリーンゴブリン居住区にて)
イロチガイのグリーンゴブリンの男の子は、父親のとんがり耳となにやら相談中でした。
「お父さん、僕今度グレイゴブリンの女の子と一緒にピクニックに行くんだ」
「何だい、デートかい?」
「デート?なにそれ美味しいの?」
「デートは食べられないけれど甘くて美味しいぞ」
「食べられないのに何で味がわかるの?」
「ははは、そのうちお前にもわかるよ」
とんがり耳は変わり者のグリーンゴブリンです。
しょっちゅうアンダーワールドを抜け出しては外の世界を旅していました。
男の子はいつも父親の土産話を楽しみにしていました。
一度だけですが、家に帰ってこないとんがり耳を心配して外の世界へと探しに行ったことがありました。
『あの時に助けてくれた冒険者のみんな、元気かしら?』
「……それでね、ピクニックのおやつに何か持って行くって約束しちゃったんだ」
「ほうほう…*にやり*」
「ボク、ちょっと変わったモノを持って行ってあのこをビックリさせたいんだ」
「そうかそうか……お父さんに心当たりがあるぞ。でもアレを手に入れたければあそこに行かないとな」
「あそこ?」
「ちょっと待ってろ、今地図を持ってきてやるから」
「もしかして…外の世界なの!」
「ああ」
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開始予定日時:5月31日(金)22時~
集合場所:トラメルムーングロウライキューム(六分儀座標:56o 15′N, 148o 52′W Trammel)
※二ジェルムEMホールより集合場所までゲートを設置予定です。
ニジェルムEMホールへはブリ第1銀行南側のゲートをご利用ください。
注意事項:
◆ イベントチャットチャンネルにお入りください。
チャンネル名は JapanEMevent(#なし)です。
◆ 当日は戦闘準備のうえ、お越しください。
◆ 以下に該当の場合、あるいはEMが問題ありと判断した場合はコールのうえ、
イベント中止の措置を取らせていただく場合があります。
– イベント進行の妨害、かく乱行為。
– EM、あるいはほかのプレーヤーに対する侮辱的発言、またはそれに準ずる行為。
◆ 皆さんのイベントです。マナーを守って楽しく参加しましょう!